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ジャンボタニシの防除

更新日:2025年7月9日更新 印刷ページ表示

ジャンボタニシの防除

  

ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)は、稲の柔らかい茎や葉を食べます。毎年田植え直後から稲が大きくなるまでの約4週間に食害が発生しています。また、越冬する時期にも防除をお願いします。

対策

  • 貝や卵塊の捕殺:貝自体を採取し、防除します。稲の茎やコンクリート水路等に産み付けられた卵塊(ピンク色)は、水中にかき落とすだけで死滅します。ふ化直前の卵塊(白色)は、すりつぶして防除します。採取した貝は、水路等に放流しないでください。
  • 貝の侵入防止:田の取水口、排水口に金網等を設置します。
  • 越冬駆除:貝は地下0~5cmで越冬します。1~2月の厳冬期に、ほ場が硬い状態でトラクタ-の回転数を早くして2回程度浅く耕起することにより、貝が傷つき死滅率が向上します。
  • 地域拡大防止:発生地域から発生地域外へ、トラクターなどを移動するときは、よく洗って拡大防止に努めてください。

 

卵塊

卵塊

成長した貝

成長した貝

 

ツバキ油かすをスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)駆除に使用しないでください!

ツバキ油かすは農業用の特殊肥料であり、農薬ではありません。
スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)駆除の目的で、ツバキ油かすを使用すると農薬取締法違反で処罰の対象となります(最高で3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金等が科せられます)。
ツバキ油かすの含有成分であるサポニンには強い漁毒性があり、河川等へ流出した場合には生態系に重大な影響を及ぼします。
スクミリンゴガイ駆除には、農林水産省に登録された農薬を、使用方法に従って適切に使用してください。


参考URL https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/siryou2/sukumi/sukumi.html(農水省:スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害防止対策について)​

 問い合わせ

柳井農林水産事務所農業部 電話0820-25-3293

JA山口県南すおう統括本部営農経済部 電話0820-22-9787