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帯状疱疹ワクチン予防接種

更新日:2025年4月22日更新 印刷ページ表示

帯状疱疹ワクチン接種について

 

 国の方針により、令和7年4月1日から帯状疱疹ワクチンが予防接種法上のB類疾病に位置付けられ、「定期接種」として実施することが決定しました。

 令和7年度対象者の方には4月上旬に接種の案内を発送しました。

目次

1 帯状疱疹とは

2   対象者

3 実施期間

4 使用するワクチンについて

5 接種費用

6 接種について

7 予防接種健康被害制度

8 関連リンク

 

1 帯状疱疹とは

 帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
 帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。

2 対象者(令和7年度)

柳井市民の方で次の(1)か(2)のいずれかに該当する方

(1) 令和7年4月1日から令和8年3月31日までの間に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上になる方

<令和7年度対象者の方の生年月日>

※下記生年月日に該当する方は、誕生日を迎える前でも実施期間内は接種することができます。

※下記生年月日に該当する方は、定期接種として接種できるのは令和7年度のみです。

65歳

昭和35年4月2日~昭和36年4月1日

70歳

昭和30年4月2日~昭和31年4月1日

75歳

昭和25年4月2日~昭和26年4月1日

80歳

昭和20年4月2日~昭和21年4月1日

85歳

昭和15年4月2日~昭和16年4月1日

90歳

昭和10年4月2日~昭和11年4月1日

95歳

昭和5年4月2日~昭和6年4月1日

100歳以上

 ~大正15年4月1日

 

(2)60歳以上65歳未満(接種日時点の年齢)の方であって、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

〇今後の対象者の生年月日一覧表はこちらをご確認ください。各年度ごとの対象者の生年月日を記載しています。

対象者の生年月日一覧表 [PDFファイル/212KB]

 

3 実施期間

 令和7年4月1日(火)~令和8年3月31日(火)

 

4 使用するワクチンについて

帯状疱疹ワクチンには、生ワクチン(阪大微研:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)、組換えワクチン(GSK社:シングリックス)の2種類があります。

ワクチンの種類と概要

 
  生ワクチン(阪大微研) 組換えワクチン(GSK社)
接種回数 1回 2回
接種方法 皮下注射 筋肉内注射
接種スケジュール

通常、2か月以上の間隔を置いて2回接種

※病気や治療により、免疫の機能が低下した、または低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合は接種間隔を1か月まで短縮できます。

接種できない方 病気や治療によって、免疫が低下している方は接種できません。 免疫の状態にかかわらず接種可能です。
接種に注意が必要な方 輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上置いて接種してください。 筋肉内に接種するため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。

 

帯状疱疹ワクチンの効果

 
  生ワクチン(阪大微研) 組換えワクチン(GSK社)
帯状疱疹ワクチンの効果(報告) 接種後1年時点 6割程度の予防効果 9割以上の予防効果
接種後5年時点 4割程度の予防効果 9割以上の予防効果
接種後10年時点 7割程度の予防効果

※合併症の一つである帯状疱疹後神経疼痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。

帯状疱疹ワクチンの副反応

 
主な副反応の発現割合 生ワクチン(阪大微研) 組換えワクチン(GSK社)
70%以上 疼痛* 
30%以上 発赤* 発赤* 筋肉痛 疲労
10%以上 そう痒感* 熱感* 腫脹* 疼痛* 硬結* 頭痛 腫脹* 悪寒 発熱 胃腸症状
1%以上 発疹 倦怠感 そう痒感* 倦怠感 その他の疼痛

                                             *ワクチンを接種した部位の症状

他のワクチンとの接種間隔

・いずれの帯状疱疹ワクチンについても、医師が特に必要と認めた場合は、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン、高齢者肺炎球菌ワクチン等の他のワクチンと同時接種が可能です。

・生ワクチン(阪大微研)については、他の生ワクチンと27日以上の間隔を置いて接種してください。

 

5 接種費用

・生ワクチン(阪大微研):2,660円

・組換えワクチン(GSK社):6,620円(1回分)

※組換えワクチンは2回接種が必要ですが、上記は1回分の接種費用になります。

6 接種について

対象者への案内

【案内の送付時期】

対象者の方へ4月上旬に発送しました。

【送付物】

・帯状疱疹ワクチンの受け方

・帯状疱疹予防接種の説明書

・予診票2枚

※案内の中に予診票を2枚同封しています。生ワクチンを接種される方は1枚破棄をお願いします。

 

接種の受け方

1. 案内が届いたら中身を確認し、事前に指定医療機関に直接予約をしてください。

➡ 指定医療機関(柳井医師会所属医療機関) 4月21日更新 [PDFファイル/226KB]

  ※指定医療機関以外の医療機関での接種をご希望される場合は保健センターにご相談ください。

  ※過去に帯状疱疹を接種された方で、接種を希望される方はあらかじめ医師にご相談ください。

2. 接種までに帯状疱疹予防接種の説明書(4月22日修正) [PDFファイル/561KB]を読んでください。

3. 接種日に予診票の記入をし予約した医療機関で接種を受けます。

 【持参物】

 ・マイナ保険証等本人確認ができるもの

 ・記入した予診票

 ・接種費用(生活保護世帯に属する方は、保護手帳)

 ・大人の予防接種手帳(保健センター等で配布)または健康手帳

4.  医療機関に自己負担金を支払います(生活保護世帯は無料)

注意事項

・接種は強制ではありません。

・本人の意思の確認が容易でない場合は、家族又は主治医の協力を得てその意思を確認して差し支えありませんが、受ける方の意思を確認できない場合は定期接種での接種はできません。その場合は、全額自己負担の任意接種をご検討ください。

7 帯状疱疹ワクチンに係る救済制度の取扱いについて

 詳しくはこちらをご確認ください。

予防接種健康被害救済制度について

8 関連リンク

帯状疱疹ワクチン<外部リンク>について(厚生労働省)

 

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