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介護保険制度
介護保険制度について
平成29年4月現在、我が国の65歳以上人口は3,489万8千人、高齢化率(総人口に占める高齢者の割合)は27.5%と、国民の約4人に1人が高齢者となっており、高齢者の増加は諸外国に例をみないスピードで進んでいます。また、今後の人口推計においても、高齢者数は増加し、要介護率が高くなる後期高齢者(75歳以上の人口)割合については増加し続けることが予想されています。
柳井市の高齢者人口は、平成29年にピークを迎え、その後は減少に転じる見込みとなっていますが、高齢化率は10年前の平成19年に30.5%だったものが、平成29年9月末では37.4%(12,173人)、そのうち後期高齢化率は19.9%(6,479人)と、高齢化率及び後期高齢者数は、今後も増加していくものと見込まれます。
介護を必要とする人が急速に増え、介護の重度化・長期化が進む一方で、介護をする側である家族の高齢化・核家族化による高齢者とその子供の同居率の低下、女性の社会進出等により、家族による介護だけでは十分な対応が困難な状況です。現在、介護は誰もが直面する問題であり、老後の生活に対する不安や問題の解消をはかり、介護の問題を将来にわたって社会全体で支えあうための仕組みが介護保険制度です。
介護保険制度の仕組み
介護保険制度は市町村が保険者となって運営されています。介護保険の被保険者は40歳以上で、65歳以上の人は第1号被保険者、40歳から64歳までの人は第2号被保険者と区分され、介護保険に加入し介護保険料を納付します。被保険者が介護が必要になった場合は、お住まいの市町村により要支援・要介護認定を受けていただき、介護予防サービス・介護サービスを利用できます。介護サービスを利用された際の、被保険者の自己負担は原則1割で、残りの9割が介護保険から負担されます。ただし、一定以上所得者は自己負担が2割または3割で、残りが介護保険から負担されます。
要介護・要支援認定について
介護保険料
課税状況や所得段階に応じて保険料は決められています。
・介護保険料
介護保険で利用できるサービス
要支援認定者を対象とする介護予防サービスと、要介護認定者を対象とした介護保険サービスがあります。
・介護保険サービス【種類・事業所】
負担割合
介護(予防)サービスを利用される場合には、費用の一定割合を利用者に負担いただきます。
・負担割合