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昨年4月12日に日積地区の大里小学校跡地にオープンした都市農村交流施設「ふれあいどころ437」が、早くも1周年を迎えます。多くのお客様に支えられ、農家レストラン「山里ひづみ」は連日盛況、農産物の直売所は、品ぞろえがまだまだとの声もありますが、その評を覆すべく地元の方々は一所懸命に取り組んでおられます。直売所と農家レストランのお客様はこの春10万人に達する見込みで、売上高も9,000万円を超えており、数字の上でも順調なスタートとなっています。
私も時々、ランチにレストランへ通っていますが、先日は、娘を連れて喫茶タイム(午後3時以降)を利用しました。1組の男女の方は遠方から来店されたご様子で、テーブルに並ぶランチバイキングの料理名の札を見ながら、「次回はぜひお昼に来てみたい」と仰っていました。他の1組は地元の女性お二人で、注文される際のご様子から、頻繁に通われておられることが伺えました。
このように、校舎であった頃とは違った賑わい、都市と農村の交流、地区内での「よりあいどころ」としての機能が生まれていることに、感慨もひとしおです。現場の方々は、慣れない中で日々奮闘され、現在もエディブルフラワー(食べられる花)を使った料理やカレーパン等の人気商品を開発しています。地元には小規模ビニールハウスや加工所の整備が進んでおり、充実した直売所への出荷体制を目指すなど、多くの方々に愛される施設に向けて努力されておられます。
好い季節となりました。市民の皆様もぜひお出かけいただき、地元の方々の頑張りをともに応援していただきたいと思います。