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市長コラム(平成29年4月27日)

更新日:2017年4月27日更新 印刷ページ表示

市長コラム「柳井で暮らす幸せ」

山々と共に暮らす幸せ

 本市への移住者が増えている要因として、生活に必要な機能が充実しているという利便性に加えて、「海」や「山」が近いといった自然の魅力が挙げられています。このことは、各所でご紹介している通りですが、今回は、その「山」について。
 本市のランドマークとしても、まず真っ先に頭に浮かぶのは、各校の校歌にも歌われ、登山者にも愛されてきた琴石山(標高545m)でしょう。先月3月26日には、その中腹を走る広域農道柳井大畠線「やない美ゅーロード(6.6km)」が全線開通し、途中には休憩スペース・駐車場も整備され、今後ますます市外県外からの来訪者の増加を期待しています。他にも、本市の最高峰で別名“周防富士”とも呼ばれる伊陸の氷室岳(562m)、知る人ぞ知る絶景が注目を集めつつある平郡島の大嶽(271m)や長深山(452m)など、本市は瀬戸内屈指の眺望を有する山々の宝庫です。
 私自身、思い立った日に、琴石山や氷室岳に登ることがあります。また、毎年春には三ヶ嶽(487m)への登山に、家族で参加しています。女性や子どもたちを中心とした総勢50人を超えるグループでの道中は、終始にぎやかそのもので、下山後のバーベキューも楽しみの一つです。この登山の主目的は、山頂付近での桜の植樹ですが、この活動のリーダーの方はお一人で何度も登頂され、苗木の運搬などの下準備にも労を惜しまれません。将来いつか「満開の桜を麓から眺めたい」、「子どもたちに見てもらいたい」との思いが源となっているのです。植樹面積は着実に広がっており、将来は三ヶ嶽の名所になるはずです。一方、平郡島の山々も有志の方々によって登山道が整備されてきました。こうした人たちの地道なご努力に頭が下がります。
 健康志向のなか、登山を楽しむ若い女性のことをさす“山ガール”といった言葉が生まれるなど、登山は若者からご年配の方まで誰もが生涯にわたって楽しめる余暇活動です。老若男女の市民の皆様自らが本市の山々を踏破され、清々しい汗を流されて、達成感と「自然」と「幸せ」を味わっていただきたいです。

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