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平成4年から始まった「金魚ちょうちん祭り」は、今年も8月13日に白壁の町並みから柳井駅までの一帯で開催されます。
今年で19回となるこの祭りは、灯りをともした金魚ちょうちんが白壁の町並みの軒先に連なり、幻想的で独特の雰囲気を醸し出す祭りとして、お盆の帰省客をはじめ市内市外から多くの皆様においでいただいています。昨年は小雨が降ったりするあいにくの天候ではありましたが約6万人もの人出で賑わいました。
しかし、長年開催されているこの祭りにも課題があります。例えば、昨年は、祭りのフィナーレを飾る花火について「例年に比べて時間が短く規模も小さかった」というご意見をいただきました。そこで、今年はふるさと花火の予算を増額し、内容の充実を図ることとしました。また、「ふるさと花火募金」についても引き続きご協力を呼びかけてまいります。
言うまでもなく、この祭りの開催には企業や市民の皆様からの有形無形のご支援、ご協力が不可欠です。お陰様で祭りの開催当初から多くの関係団体にご参画をいただき、市民参加型の祭りとして定着しています。今後は、この祭りがもっともっと魅力あるものとなるよう、皆様とともにさらに知恵を絞り、汗を流していきたいと思います。
本市は、約3万5千人の人口規模でありながら春の柳井天神春まつり、夏の金魚ちょうちん祭り、秋の柳井まつりと1年に3度も大きな祭りを開催できる地力、地域力があります。これは、他の市町に誇ることができるものであり、長年にわたり祭りに携わっていただいている関係者のご尽力に心から敬意を表したいと思います。金魚ちょうちん祭りには、多くの皆様にあらゆる形で参加していただいて、楽しんでいただきたいと思います。祭りの当日は各イベント会場で笑顔でお会いしましょう。
柳井市長