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市政各般にわたりご理解とご協力を賜り、また、あたたかいご支援に、心から感謝申し上げます。
市民のお一人おひとりの体験、言葉、思いを聴き、実態を踏まえ政策を立案していく、パフォーマンスではなく、リアルな言葉で市民の生活を語っていくことが、今ほど問われている状況はかつて無いものと、私自身感じています。
ここで、8項目の主要政策をご紹介します。
産業の発展、働く場の充実、若者の定住、福祉の充実、地区コミュニティに溢れる笑顔、全ての世代が豊かに暮らす「幸せのまちづくり」を、今後とも、市民、市議会、地元産業界、隣接市町、県や国と連携し、実現してまいります。
・令和7年1月1日施行の「柳井市市民参画と協働によるまちづくり推進条例」に基づき、「地域の夢プラン」や「スクール・コミュニティ」、市民活動センターなどを通した、市民の力によるまちづくりを推進します。
・事前質問受付制やウェブでのリモート参加など新たな形態での開催を工夫しつつ、「市民と市長と気楽にトーク(意見交換会)」を継続していきます。
(写真=市民と市長と気楽にトークの様子)
・開館5カ月で入館者8万人を超えました。今後は、蔵書数はもとより、講演会やイベントなどの企画の充実により来館者の満足度を高めていきます。
(1日平均 約800人の来館者数維持をめざします)(写真=令和6年7月17日 みどりが丘図書館開館記念式典)
・図書館周辺に、芝生広場、キッチンカーのスペース、インクルーシブ遊具(障がいがある子もない子も一緒になって遊ぶことができる遊具)、防災あずまや、防災かまどベンチ、多彩な植栽などを整備し、「森の中の図書館」のコンセプトを具現化します。
・人々が日常的に訪れ、本や人と出会い、つながり、交流しあい、まちの賑わいに寄与する図書館として、活動を拡げていきます。
・県下トップレベルの子育て応援施策の3つの無償化「子ども医療費、給食費、保育料」を継続します。給食費は、対象を小学生に拡大します。
・民有地で最高100万円を補助する「子育て世代定住促進補助金制度」を継続し、年間100件の利用をめざします。
・生活・学習支援員の配置、本市独自の取組である算数・数学授業の充実・強化を図るとともに、エアコン設置・トイレ洋式化などハード面の学習環境整備を進めます。
・特に、夏場の暑さに対応して、社会体育活動にも使用される各学校体育館への空調整備に、順次取り組みます。
・部活動は、「子どもたちの活動機会の確保」を念頭に、当面、学校部活動を維持した形で“地域連携”から進め、将来の“地域移行”の際には、生徒・保護者の負担を最小化していきます。
(写真=お試し住宅 せとのすみか)
・南浜工業団地を始め次々と企業進出が進むなか、さらなる企業誘致と企業用地の確保に取り組みます。(写真=南浜工業団地)
・比較的規模の小さい農家や漁業者への新たな支援制度を創設します。
・合同就職フェアの充実やICTを活用した採用活動への支援に取り組みます。
・金魚ちょうちんを推しつつ、やまぐちフラワーランド、ふれあいどころ437のさらなる活用に加え、大畠観光センターのリニューアルなど海の資源を生かす取組を実施します。
・バタフライアリーナでの、プラチナ卓球大会、アデリーカップ女子バドミントン選手権大会、卓球Tリーグ公式戦などに続く、各種大会の誘致をめざします。
(写真=改修後のバタフライアリーナ)
・アクアヒルやないを始めアデリーホシパークの長寿命化対策を進めます。
・ビジコム柳井スタジアムの老朽化対策とスコアボードの電光掲示板化を進めます。
・トップアスリート、トップチームを支援する制度を創設します。
・スポーツ大会開催やスポーツ合宿を支援し、スポーツ観光・交流人口の拡大を図ります。
・新弓道場を整備します。
・各地区で進む「地域の夢プラン」の取組を積極的に支援します。
・有近眞知子県議提唱の「生涯活躍のまち」づくりと連携して、市中心部でのプラン策定に取り組みます。一人暮らしの孤独・孤立対策や空き家対策などを進め、街なか再生のモデルとしていきます。(写真=令和6年4月27日に開催された土曜夜市)
・空き家利活用を推進しつつ、撤去も加速させるため空き家解体補助金を現在の最大30万円から最大100万円へ大幅に増額し、かつ対象要件の緩和を図ります。
・急増する一人暮らし世帯へ対応する単身世帯用集合住宅の整備を支援します。
・道路舗装、道路標示、白線、横断歩道などの生活道路の維持補修に重点的に取り組みます。
・平郡航路の新船就航に向けた取組を、島民の方々の意見を踏まえて進めます。(写真=平郡航路「へぐり」)
・避難所の整備、備蓄の充実など大災害へ備えます。
特に、伊保庄公民館の柳井南中学校校舎跡地への移転や、老朽化した西平郡連絡所の移転により、両地区の防災と交流の拠点を整備します。
・地域の安全・安心を確保するため、自治会等が行う防犯カメラの設置に対し助成金を交付します。
・75歳以上の3割が利用する「高齢者おでかけサポート事業(年最大2万4千円分の券を交付)」の対象年齢を15歳まで引き下げ、全ての世代の外出を支援します。
・柳井地域1市4町2企業団による水道事業の経営統合により、水道管の老朽化対策や耐震化を図りつつ、水道料金の値上げを最大限抑制していきます。
・県東部の2市4町で構成する山口県東部高速交通体系整備促進協議会として、明確な優先順位を基に、本格的な用地買収が始まっている国道188号柳井・平生バイパスや国道188号藤生長野バイパスを含む岩国柳井間バイパスの早期実現、県道72号柳井上関線伊保庄バイパスの整備の加速など、国や県へ要望し、広域道路網の整備を進めます。(写真=国道188号)
・県道70号柳井玖珂線の「柳井中学入口交差点」付近の改良と上馬皿・伊陸大の口間の峠区間のトンネル化など交通安全上の課題を、県と一体となって解決します。