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市長記者会見(令和3年12月3日)

更新日:2021年12月10日更新 印刷ページ表示

定例記者会見
(令和3年12月3日実施)
日時:令和3年12月3日(金曜日)
        10時30 分~11時5分
場所:柳井市役所3階 大会議室


(政策企画課長補佐)
定刻になりましたので、只今から定例記者会見を開催いたします。それでは、市長、よろしくお願いします。

(市長)
大変お忙しい中お集まりいただきまして本当にありがとうございます。早速始めさせていただきたいというふうに思いますが、柳井市では、一つの花を一つの会議にということで、一花一会というものを展開しておりまして、市内の各団体や事業者の方々にも趣旨に賛同いただいてご協力をいただいています。今日は、山口県が今月12月のマンスリーフラワーとして選定しておられるシクラメンということです。先般も確か本市のお子さんが知事さんのところにシクラメンの鉢を贈呈し、県内の花卉生産者が同行されている場面が度々報道されておりましたけれども、山口県は中四国でも屈指のシクラメンの産地で、市場や消費者の方々からも高い評価をいただいているということです。その山口県の中でもトップクラスのレベルのものを作っておられるのが、本市余田の長山園芸さんでありまして、今日のこのお花は長山園芸さんが手塩にかけて作られたものになります。非常に質の高いものを今日は用意させていただきました。なお、やまぐちフラワーランドにおきましては12月8日水曜日まで、山口県産のシクラメン約300鉢を展示しておりますので、多くの方々にご覧いただきたいと思います。
それでは、始めます。12月13日開会の令和3年第4回柳井市議会定例会には、議案15件、承認1件、報告2件を提出しております。
主なものといたしまして、議案第56号令和3年度柳井市一般会計補正予算第9号につきましてご説明させていただきます。
補正予算第9号の補正予算額は6億9,292万8千円となり、予算総額は176億6,176万円となりました。
補正の内容といたしましては、主だった新規事業等はなく、人事異動や給与改定に伴う人件費の補正、継続事業にかかる見込み等による所要の補正、国・県の補助金等の確定による返還金の追加計上、8月豪雨により発生した災害復旧工事費の補正などとなっております。
この補正予算第9号のひとつ前の補正となる、令和3年度一般会計補正予算第8号につきましては、11月に専決しており、承認第7号として今定例会に提出いたしております。
その内容といたしましては、国の「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」に盛り込まれた、子育て世帯に対する給付を行うための経費2億1,101万9千円を追加したものでございます。
国は、子供たちを力強く支援し、未来を拓く観点から、児童を養育している方の年収が一定額以上の世帯を除き、0歳から高校3年生までの子供たちに1人当たり10万円相当の給付、具体的には、5万円の現金支給と5万円相当のクーポンを基本とした給付で行うとされております。
この補正予算第8号では、子供1人当たり5万円の現金給付に要する経費を計上いたしており、支給対象となる児童を4,000人、「子育て世帯臨時特別給付金」を2億円と見込んでおります。
このうち、児童手当の支給手続を活用できる中学生までの児童約2,700人には、プッシュ型で年内に支給を行うこととしており、一方、勤務先から児童手当を受給する形をとる公務員世帯の児童や、児童手当の支給対象から外れている高校生など、児童手当の支給手続を活用できない児童約1,300人については、年明け以降の支給となるものと想定いたしております。いずれにしても可能な限り早いタイミングでの支給に努めたいと考えております。
私からは、以上です。

(政策企画課長補佐)
それでは何かご質問等がございましたら、挙手をお願いいたします。市長から指名されましたら、社名を明らかにした上で、質問をお願いいたします。

(中国新聞記者)
12月の補正予算第9号ですけれども、6億9千万円ということですが、あまり目立ったものがないというような感触でよろしいでしょうか。

(市長)
それぞれやはり重要なものでありますが、先ほど申し上げた補正予算の額の構成比をご紹介させていただきます。新規事業等はなく、人事異動や給与改定に伴う人件費の補正が1億7,479万8千円で今回の補正の約25%を構成しております。継続事業にかかる見込みなどにより行う補正、また、国県の補助金等の確定による返還金、こちらが7,906万8千円、構成比でいいますと11%です。さらに8月豪雨により発生いたしました災害復旧工事費が2億3,913万円で、35%です。また、財政調整基金の積立金が、1億1,461万3千円、構成比でいいますと、17%です。

(中国新聞記者)
災害復旧工事費が35%ということで、8月の大雨で周辺の市町でも被害があったところですが、柳井市の今回の災害復旧工事費で修繕を予定している市道とか橋とか農道とかあれば教えてください。

(財政課長)
市道の災害復旧工事費は、9,241万8千円、河川は、2,518万2千円でございます。農道、水路、農地、林道といった農林水産業関係の災害復旧の工事費が1億2,896万円でございます。件数は全部で86件、全額は2億4,656万円でございます。単独災害復旧工事費につきましては、当初予算で900万円ほど予算を組んでおりましたので、先ほど申し上げました額から900万円を差し引いた2億3,756万円が、補正額となっています。

(市長)
8月の豪雨災害は、どこが主だったというよりも、あちこちで起こったというものとご理解ください。

(柳井日日新聞記者)
現在柳井市議会議員選挙が始まっておりまして、いよいよ明後日投開票ということで8年ぶりの選挙戦です。定数16名に対して18名の立候補者が選挙戦を戦ってらっしゃいますが、平均年齢が65歳ということになっております。来年の1月1日から議会と市長は一緒に働いていかなければならないと思いますが、3月議会に複合図書館の建設費も出ますし、その辺も踏まえて、今の率直なご感想をお聞かせください。

(市長)
選挙について、年齢要件はありますが、どなたにも立候補し、御自身の主張を展開される権利はあるわけですので、今回、結果的に候補者の平均年齢が65歳ということになっているという認識です。
この12月議会においては、12月31日で、勇退される方もいます。また1月1日からは新たに議員となられる方もいらっしゃいますが、常々思いますのは、何のために議会も市長もお仕事をさせていただいているのかということでいうと、そこは明白に市民のためにということであります。協力するべきところは協力し合いながら、また、今までもそうですが、厳しい御意見、御指導いただくことによって、お互い前に進んで、より良い市政を作っていこうという思いです。

(毎日新聞記者)
すでに前回の会見でも言っているのかもしれませんけれど、新年度予算の予算編成方針の大きな方針というのを示されているとしたらそれを教えていただけますか。

(市長)
前回それをお配りはしていないと思います。職員に対しては、10月に大きな予算編成の方針を示し、文章で通知するということで進めてきています。コロナ禍ということで、コロナ対策を引き続き進めていくということはもちろんですが、本市では少子化高齢化、人口減少が課題となる中で、特に少子化というのが激しさを増していまして、この1年の動向を見ていても赤ちゃんの数が急減するという状況もあります。そうした視点から、若い世代、子育て世代の方々も含めて広く選ばれるようなまちを目指していきたい、そのために積極的な投資もしていきたいというようなことを方針としては掲げております。

(毎日新聞記者)
ペーパーがいつかは出ますよね。

(財政課長)
先ほど市長が申し上げたのは、予算要求に当たって職員に対して通知したものですが、例年、当初予算の時にお配りする予算の概要の中でお示しするものが最初に皆さんにお配りするタイミングとなっております。

(毎日新聞記者)
大概、市レベルですと当初予算の編成方針が出ると報道してるところが多いので、もし可能でしたら大枠の方針を示された文書なりを出せるようでしたら、今すぐにとは申し上げませんので、今後検討してください。

(財政課長)
検討させてください。

(山口新聞記者)
専決の報告議案第18号について、公用車の事故だろうと思いますが、被害額が7,800円余りということで、これは何かをわかれば教えていただきたいというのが一点、もう一点は、今市長の横にあるシクラメンについて詳しい名前があるならそれを教えてください。あとで生産者にお聞きしてからでも結構です。

(市長)
シクラメンもきっといろんな種類、品種があるんだと思いますが、そこまで把握していなかったので申し訳ありませんが、後程お調べしてご報告させていただければと思います。

(総務課長補佐)
公用車の事故の関係をご説明します。自動車事故の道路の陥没等に対する物損の補償金になります。

(山口新聞記者)
複合図書館問題ですが、市が先般決定をして体育館を含めた一帯の整備をやるという方向を決めています。そういった後にまた市民団体の方で様々な反対する動きも出ていますけれども、それはどういうふうに市として受けとめていますか。

(市長)
複合図書館に限りませんが、広くいろいろな課題に対して、御自身、また、その方々がグループ団体として、様々な主張を展開されるということは、私達のこの国においては保障された権利であります。そうした言論の自由の中で、様々な展開をされておられると受けとめています。
これまでも複合図書館の課題については、いろいろなご指摘をいただいて、今日ご指摘に対しても、誠心誠意こたえていこうということで財政面での課題についてはしっかりとやってきたという自負もあります。また、体育館の課題に対しても、今回改めて大きな方針をお示ししたということもありますけれども、私が考えていることを広く市民の皆様にお伝えすることができていないという現状がまだまだ広くあるということについては、実感しています。
これからも様々な機会をいただきながら、そうした疑念を持っておられる方々に対しては、説明を尽くしてご理解いただけるように努力をしてまいりたいと考えております。

(毎日新聞記者)
図書館問題に反対して、今市役所前や街頭で抗議活動されている方々のお話を聞くと反対署名を提出した方が中心なのですが、市民会議後に市長と話し合う機会もない、十分な説明も受けていないと言われています。先ほど広く考え方を示したい、理解してもらいたいということで、何かそういった活動されている方々から申し出があった場合、話し合いの機会をつくるとか、そういうことは考えていらっしゃいますか。

(市長)
いつだったか明確に記憶をしておりませんけれども、署名活動を中心的に展開された方々がそうした場を設けられて、その場で長時間にわたって議論もさせていただいたこともあります。また、署名活動を中心的にされておられる方々が気楽にトークにお越しになられて様々なご意見をいただくということも積み重ねてきております。
今後においても、気楽にトークも今月から再開をしていくということで、スケジュールの方も発表させていただいておりますし、いろんな機会を通じてというところはすでにやってきていますが、それに対してやっていないというようにご指摘をいただくということは私の不徳の致すところであると思いますので、そういう努力は継続をしていきたいと思います。

(中国新聞記者)
9月の特別委員会で、防災・文教・交流ゾーンを押し出されて、市の体育館についても改修を表明されました。その時、国の緊急防災・減災事業債を活用したいということでした。来年の当初予算に盛り込まれるのではないかと思いますが、適用はもう間違いないような感じになっているのでしょうか。

(市長)
当然、相談をしながらやってきていますので、間違いないとまで言い切ってしまうのは問題があるのかもしれませんけれども、緊急防災・減災事業債、これは合併特例債よりも有利な仕組みであり活用をしていくという前提で、今、耐震化を含めてその工事を予定しています。また、そのために必要な設計の予算については、来年度当初を予定していることを従前から申し上げています。

(中国新聞記者)
設計費は来年の当初予算ということですか。

(市長)
そうですね。

(中国新聞記者)
東京出張から昨日お帰りになられたかと思います。藤麻さんの市民名誉章授与式の前の日も東京から帰られたと記憶していますが、国道の陳情の手応えといいますか、国の方の反応はいかがでしょうか。

(市長)
国道のない地域の方々は加盟されていないという実態がありますが、中国国道協会という組織があります。これは中国5県の市町村長から構成されていますが、私はその団体の副会長という立場でありますので、昨日は国土交通省や自民党本部、また県選出の国会議員の先生方に直接要望に上がりました。
前提として中国5県ということですから、いわゆるミッシングリンクの解消、2車線道路の4車線化、道路橋りょう等を含めた老朽化対策、更に通学路の安全確保の課題、そうしたことについて、中国国道協会として要望させていただく趣旨でありますので、あまり個別の路線ということでは本来はないのかもしれませんが、せっかくの機会ですので、私の方からは今、国の事業化2年目になる一般国道188号柳井・平生バイパスについても改めてそれぞれの先生方に説明しました。国の方もいろいろな手続や作業を含めて、順調に進めていただいているということへのお礼を申し上げ、更に一刻も早い供用開始に向けた取組をお願いしております。順調に進んでいるというふうにご理解いただければと思います。

(テレビ山口記者)
市長は今年選挙戦もありまして、激動の1年だったというふうに思います。この1年振り返って市政運営でここができた、あるいは、来年に向けてここは課題だというところがあれば教えてください。

(市長)
1年を振り返るような時間的、また心の余裕もないので、今ご質問をいただいて、そういう時期ということを認識しました。それが正直な気持ちではありますが、今年は選挙戦もありましたけれども、やはり何といっても、コロナ禍が続く中、その一方で、中長期的に取り組まないといけない課題についても、道筋をつけていくべく、大きな方針も含めて示しているということでいうと、企業立地の関係がございます。本日午後も調印式をさせていただきます。進む分野もあれば、まだまだのところもあります。振り返るというよりは来年度当初予算の作業も今進めておりますので、このあたりをしっかりとやっていきたいということに集中しているという状況でございます。

(テレビ山口記者)
一つ挙げるのは難しいかもしれませんが、企業立地は一番手応えを感じる部分であったのでしょうか。

(市長)
そうですね。長い年月をかけて取り組んできたからこそ今前に進んでいると思っています。
日鉄ドラムさんについても、年内に建物自体は完成をし、来年からは約半年かけて製造設備の搬入ということで、操業のスタートに向けて進められますので、まちの活性化の重要な年を迎えてくるというふうに考えています。

(毎日新聞記者)
バイパス関係で田布路木橋の周辺の現状の計画について、異論がある、今の橋が使えなくなると非常に不便になるというお話を聞いています。説明会があったようですが、市の方には届いていますか。

(市長)
田布路木橋が使えなくなるということはありませんので、説明をします。

(政策企画課長)
バイパス事業の進捗に伴いまして、今設計を国の方で進めている段階でございますけれども、都市計画の手続を進めております中で、地元の方から現行の田布路木橋、現国道の取扱いについてご意見をいただいたところでございます。田布路木橋がバイパスの方に振り替わると、今の橋がなくなって非常に不便であるというご意見でございましたが、少しそのあたりは誤解がございまして、バイパスで新しい田布路木橋ができますとともに、まだ少し先の話になりますけれども、現行の田布路木橋は河川改修で広がる川幅に合わせて、架け替えを行うということを国、県と協議をして、その方向性としてはお示ししております。田布路木橋がなくなって不便であるという誤解についてはきちんとご説明をし、引き続き地元の方とは協議を進めているところでございます。

(毎日新聞記者)
この間の説明会があった後もまだそういった風説が流れていますので、きちんと説明していただいたらと思います。その他の事は市の方で説明すべきことなのですか。県とか国の説明することですか。

(政策企画課長)
この度のバイパス事業の進捗に伴い、市道の取付でしたり田布路木橋の架け替えの問題でしたり様々な課題が出てまいります。そのあたりは、国、県、市、特に県は河川改修の関係、市は市道の関係と、それぞれの役割分担により、引き続き地元の方のご理解ご協力をいただきながら進めていきたいと考えています。

(政策企画課長補佐)
他にございませんか。ないようでしたら、以上で定例記者会見を終了したいと思います。ありがとうございました。

20211203市長記者会見 [PDFファイル/303KB]

 

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