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市長記者会見(令和7年8月26日)

更新日:2025年9月4日更新 印刷ページ表示

定例記者会見
(令和7年8月26日実施)
日時:令和7年8月26日(火曜日)
10時30分~11時20分
場所:柳井市役所3階 大会議室

 

(政策企画課長補佐)
 定刻になりましたので、只今から定例記者会見を開催いたします。それでは、市長、よろしくお願いします。

 

(市長)

 おはようございます。

 それでは、只今から定例記者会見を始めさせていただきますが、本日も報道関係の皆様には大変お忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます。

 早速、お手元の次第に沿って進めてまいります。まず、来月9月4日開会、22日閉会予定の令和7年第3回柳井市議会定例会では、柳井市議会議員及び柳井市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてなど、議案11件、認定2件、諮問1件及び報告4件につきまして、ご審議をお願いすることといたしております。

 次第1の議案等につきまして、主だった議案についてご説明をさせていただきたいと思います。

 議案第42号でございます。柳井市特別職報酬等審議会の答申に基づきまして、柳井市議会議員の議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正するものでございます。先般、令和7年5月26日、柳井市特別職報酬等審議会に、議員報酬及び市長、副市長等の給料の額の適正額について諮問いたしましたところ、7月28日の答申におきまして、来年、令和8年1月1日から、議員報酬の額を改定することが適当であると示されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。

 具体的には、議員の報酬の額を3万9千円引き上げまして、月額36万4千円とするものでございます。

 なお、議員と議長等との報酬額の差額につきましては、従前のとおりでございます。

 附則といたしまして、令和8年1月1日から施行するものとしております。

 次に、議案第44号でございます。伊陸小学校屋内運動場改築工事につきまして、工事請負契約を締結することに伴いまして、柳井市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。

 本工事につきましては、本年8月5日に一般競争入札を実施し、低入札価格調査の結果、8月7日に落札決定をし、8月18日に落札者と仮契約を締結したところでございます。

 伊陸小学校の屋内運動場でございますが、昭和45年建築の鉄骨造平屋建ての屋内運動場であり、昭和58年に増築を行っておりましたが、老朽化が進んでいることから、改築を行うものでございます。

 工期につきましては、来年6月30日の完成を予定しております。

 次に、次第の2、議案第46号、令和7年度柳井市一般会計補正予算第2号についてでございます。

 一般会計補正予算につきましては、補正予算額は1億6,657万6千円、これによりまして予算総額は193億7,146万5千円となりました。

 それでは、主な事業につきまして、ご説明申し上げたいと思います。

 お手元の予算書の19ページをお願いいたします。労働費のアクティブやない運営費には、空調設備の不調によりまして、修繕料を計上いたしております。今回の補正は、令和6年度に空調機器改修を実施しております多目的ホールを除く箇所の修繕を行うものでございます。

 22ページをお願いいたします。土木費の都市下水路費には、宮本地区の下水路改良工事に係る経費を計上いたしております。

 23ページから24ページにかけての小学校費及び中学校費の学校管理費には、近年の気候変動等の影響による熱中症リスクに対応するため、全ての小中学校の屋内運動場に移動式スポットエアコンを設置するための備品購入費を計上いたしております。

 私からは以上でございます。

 

(政策企画課長補佐)

 それでは、ご質問等がございましたら、挙手をお願いいたします。市長から指名されましたら、社名を明らかにした上で、質問をお願いいたします。

 

(山口新聞記者)

 直近にご説明いただいた屋内運動場に移動式のエアコン、空調設備ですが、市内に小学校中学校が何校あるかということと、1校につきどれぐらいの数を設置するのか教えてください。

 

(市長)

 はい。移動式スポットエアコンを小学校が11校、中学校が3校で、すべての学校に1台ずつですが、柳井小学校及び柳井中学校につきましては、屋内運動場の規模もありますので、この2校に限り1校につき2台、その他の学校については1校につき1台の整備を予定しています。

 

(山口新聞記者)

 ありがとうございます。まだしばらく猛暑は続いていく見込みですけれど、設置されるのは大体今年の何月ぐらいとかそういう目途がありますでしょうか。

 

(市長)

 今しばらくこの暑さは続くということですが、これから9月議会で議決をいただいた後のことになりますので、確定的なことを申し上げることはできませんが、早くても年が明けてからということになります。

 今年のこの猛暑、残暑に対応するというよりは、来年に向けて、また移動式スポットエアコンは冬場も活用可能であるということも含め、まずは速やかにできることから対応していくということです。

 

(中国新聞記者)

 最近、災害が起きたときに、避難所として活用されますが、その辺のところも考慮した上での今回の設置なのでしょうか。

 

(市長)

 おっしゃるとおりです。すべてではありませんが、屋内運動場を指定避難所に指定しているものもありますので、災害時の避難に際して、これで万全快適ではありませんが、できる限りの備えをしておこうという背景があります。また、暑さ指数WBGTに基づいてこれを超えると、屋内運動場では体育の授業を行わないというような対応をしています。一方で、中学校の放課後の部活動で利用しているということもあり、先般、部長、課長、私どもで学校を訪問し、暑さ指数を体感、実感してきました。同時に、現場からもいろんなお声をいただいていますので、まずは何ができるかという中で、今回の提案に至ったということです。

 

(中国新聞記者)

 先ほど来年に向けて設置ということだったのですが、いつまでに設置し終える予定とかそういうのは言えますでしょうか。

 

(市長)

 いつ完了というのは、当然まだ議決もいただいていない状況ですので、現時点でいえることは、早くとも年が明けてからの納品になるというような状況を把握しているということです。

 

(山口新聞記者)

 この議案にある専決処分の内容をお聞きしたい。報告事案の7号、8号ですが、どういう内容の事故だったのか、特に8号の方は、発生場所が下松ということなので、差し障りのない範囲で事故の概要を教えてください。

 

(市長)

 はい。報告第7号、こちらは市道柳井田布施線における自動車事故に係る損害賠償に関する和解及び額の決定について専決処分を行っています。地方自治法の規定により報告するものですが、具体的に申し上げられる範囲で申し上げますと、事故の発生日時は、令和7年3月21日午後2時51分頃、事故の発生場所としては、市道柳井田布施線、市道尾林線の交差点、事故の発生状況としては、職員が公用車を用いて、尾林集会所前交差点を市道尾林線から市道柳井田布施線に進入する際、後続車の方に注意が偏り、本来、運転者としてすべき安全確認の行動を怠ったことにより、市道柳井田布施線を田布施方面から走ってきた相手側車両に気付くことなく公用車を前進させ、公用車の車両前部分を相手側車両の左側面に衝突させる事故を発生させたものです。お相手の方の状況ですが、事故後、通院治療を経て、完治されたということです。また、相手方との協議ですが、物的損害に係る損害賠償に関する和解及び額の決定について、柳井市議会第2回定例会で議決の後に、人的損害に係るものについては令和7年7月29日に示談が成立しております。なお、損害賠償の額は21万6,533円で、公益社団法人全国市有物件災害共済会自動車損害共済から補填されるということです。

 報告第8号につきましては、下松市における自動車事故に係る損害賠償に関する和解及び額の決定について専決処分を行いましたので、地方自治法の規定により報告するものです。事故の発生状況ですが、令和7年5月20日火曜日、研修に出張中の職員が山陽道下松サービスエリアに駐車する際、隣に駐車していた車との車間距離を誤り、公用車と相手方車両を接触させる事故を発生させたものです。8月18日に示談が成立しており、損害賠償の額は24万100円ということです。

 

(山口新聞記者)

 ありがとうございました。最初の方のは、職員の怪我などはなかったのでしょうか。

 

(市長)

 職員に怪我があったという報告を受けていません。

 

(山口放送記者)

 上関町で計画されている中間貯蔵施設のことについて、幾つかお伺いしたいのですけれども。先日、議会に対して、中間貯蔵施設について反対を表明する請願が出されたと思います。その際の反対署名が4,100通集まっているのですが、この数に対する受けとめをまずお願いいたします。

 

(市長)

 請願が来月の9月議会に提出をされ、その数が4,100通にも上るということは、報道を通じて承知しております。あくまでもこれから議会において、請願として審議をされるという前提ではありますけども、やはりこの数も含めて、隣町に中間貯蔵施設が建設されるかもしれないという状況に対して、多くの市民の方々が不安やもしくは不満も含めて非常に懸念されている状況があるといったところは、この請願の数はもとより、平素から市民の方々とお会いする中でも、私自身、深く感じていることではあります。その一環として、このような数字にも表れているものというように認識をしております。

 

(山口放送記者)

 ありがとうございます。2点目ですけれども、前回1市3町で集まられたとき、上京する際に資源エネルギー庁をお伺いするという話があったと思うのですが、実際にもうお伺いされたのでしょうか。

 

(市長)

 おっしゃるとおり先般の1市3町の首長会議において、今後、それぞれが上京の折りに資源エネルギー庁を訪問して、それぞれの地域における状況を直接伝えていこうというようなことを、共通の認識として持っておりました。

 結論としては、現時点で私も知る限りは、もちろん私も含めて資源エネルギー庁を訪問してはいないという状況があります。これはそれぞれの上京の折ということなので、日程上の都合というか、そういった制約ももちろん、あると思いますが、現時点では、どの町長さんも、私自身も含めて訪問していないということ、また、具体的に今後日取りも含めてそういう予定があるかということを問われれば、そうした定まったものはないというふうにご理解いただければと思います。

 

(山口放送記者)

 井原市長ご自身がお伺いされていないのは、日程上の都合のためということでよろしかったでしょうか。

 

(市長)

 日程上の都合という背景ももちろんあります。また、この1市3町のそういった方向性を定めた、このことが報道された折にも、各方面からいろんなご意見をいただいておりまして、今後、調査結果が、今現時点でもそうでありますが、出ていない状況で訪問することについて、一定の助言なりをいただいたというような要素もございます。

 

(山口放送記者)

 ありがとうございます。3点目ですけども、今週中にも中間貯蔵施設についての調査結果が出るのではないかという一部報道もあるのですが、現時点で何か時期的な報告であったり、スケジュールなどを聞いていることがありましたらお願いします。

 

(市長)

 今後、そうした調査結果が公表をされる、上関町さんに対して何らかの動きがある、というような報道は、もちろん拝見をしております。私自身が直接、当事者というか関係者からいただいている話として、近々というようなお話はお聞きをしておりますが、具体的にいつどういう形でというものは、今日のこの時点において、連絡はいただいていないという状況でございます。

 

(山口放送記者)

 その関係者というのはどういった方からでしょうか。

 

(市長)

 この間、この中間貯蔵施設に係る様々な動き、これは1つ1つ、かなり、事の軽重というのはないのかもしれませんけども、細かいことも含めて、そういう動きがあるときには、上関町、具体的には西町長さんから、1市3町に事前にご連絡をいただくというようなことがあります。そういった中で、近々というお話はお聞きしているということでございます。

 

(山口放送記者)

 町長からはまだ直接ご連絡はないということですか。

 

(市長)

 まさに関係者というのが西町長ということになります。そういうお話を近々という一報はいただいてると。ただ具体的にいつというお話は、現時点、いただいていない。これが事実でございます。

 

(山口放送記者)

 ありがとうございました。

 

(読売新聞記者)

 資源エネルギー庁に市長がまだ行っていない理由の1つとして、結果が出る前に資源エネルギー庁に行くのはどうかということについて、助言をいただいたこともあるということですが、これはつまり、調査結果が出ていない、その説明もないうちに、資源エネルギー庁に行って地元の違和感などを伝えても、まだ仕方がないのではないかというような、そういうご助言ですか。

 

(市長)

 仕方がないとはおっしゃっていないと思うのですが。調査結果が出ておらず、あらゆる可能性がある中で、この1市3町の首長がある意味先んじて国に対して踏み出していく、そのことについてご助言をいただいた。それは今ではないのではないか、というようなことも含めてご助言をいただいており、日程上のこともありますが、現時点でまだ伺っていないのは、それらも1つの要素であるとご理解いただけたら。

 

(読売新聞記者)

 調査結果が出てから行くべきではないかという助言をいただいたということですか。

 

(市長)

 調査結果が出てからというよりは、調査結果が出ていない状況の中で、今、この一連の動きの中で、国も県もまた上関町もある中で、この1市3町が先んじてといったところは慎重になるべきではないかというご助言も複数からいただく中で、現時点、伺っていないということでございます。

 調査結果が出た後に行くべきであるというような、そういうお話をいただいたわけではありません。今ではないのではないかというようなご助言をいただいたということでございます。

 

(中国新聞記者)

 その件で確認なのですが、助言をいただいて結果的に行っていないということは、市長ご自身も調査結果が出ていない中で、1市3町が先んじて行くことに関しては、あまり意味がないのではないかとお考えになったという理解でよろしいでしょうか。

 

(市長)

 あまり意味がないとは申し上げませんが、やはり大きな問題でありますので、当然1市3町の市町間、首長間での連携も大事ですけれども、1市3町として、様々な首長以外の方々とも、いろいろな意見をいただきながら行動していく、同時に連携していくことが、極めて大事なことだと思っています。

 そういう動きの中で、現時点でまだ誰も伺っていないという、現実現状があるということでございます。

 

(毎日新聞記者)

 先ほどですね某関係者の方から、近々というお話をいただいたということですが、これは、いつのことですか。報道の前ですか。

 

(市長)

 先週のことでありますが、それがいつかというのは1市3町以外にもいろいろな調整もあるのでしょうから、具体的にいつ何時にとは申し上げませんけれども、先週の時点ということでございます。

 

(毎日新聞記者)

 先日、平生町の方にやはり反対表明をして欲しいというお願いが出たときに、町長がもし資源エネルギー庁に行くのだったら、調査結果が出た後、1市3町でまとまって行ったほうがよいのではないかと。近々1市3町が集まって協議する機会があるだろうから、そこでそういう話がまとまるのではないかという推測をおっしゃっていました。市長として近々、このことについて、3町との首長会議をしなくてはいけないなというご感触はお持ちでしょうか。

 

(市長)

 近々そういった結果が出るということも含めて、どこかのタイミングで1市3町で協議をするという場面が想定されますが、今の時点でいつと定まっているわけではありません。平生町長さんのご発言も報道の中で知ったということでもありますので、次回の1市3町の協議の場では、そういうご意見もきっとご発言があるのであろうというぐらいの認識です。現時点でいつ、どのタイミングで行いたいという特に調整も入っていませんし、持ち合わせていないのが正直なところでございます。

 

(毎日新聞記者)

 近々という時期については関係者からお聞きしたということですが、調査結果の内容について、あるいはどういったものが近々示されるのか、例えば計画書等ですがそういったところまでお聞きになっているのでしょうか。

 

(市長)

 事実として、先週ご連絡いただいた折には、近々、結果が発表されるということのみでございます。

 

(読売新聞記者)

 先週、関係者から、近々結果が発表されると聞きましたと市長はおっしゃいましたが、この関係者というのは、西町長ですよね。

 

(市長)

 西町長です。

 

(読売新聞記者)

 わかりました。

 

(周南新報社記者)

 この日曜日に、恒例になっているシークレット花火が行われました。シークレット花火といいながら、かなりの市民の方に日曜日の8時過ぎぐらいから上がるという情報が流れていて、花火がよく見える国道筋大畠のあたりでは、かなりの車で渋滞したり、人が中央分離帯を歩いていて、かなり危険な状況もあったりしたという話を聞きました。せっかく、市民の皆さんに元気になってもらおうという志で、企業から募金を募って行われているイベントなので、水を差すつもりではないのですが、やはり大きな事故、事件が起きる前に、行政の方から何らかの指導をされる予定はないのかお伺いします。

 

(市長)

 一昨日、私はちょうど上京中で新幹線の中にいる時間でしたので、拝見できませんでしたが、過去に開催された折には個人的に拝見させていただいて、民間の有志の方がコロナ禍から、まちに市民に元気になってもらおうという、本当に純粋な思いで始められて今日に至っているということで、本当に頭の下がる思いがいたします。市民を代表する立場から、この場をお借りして心からのお礼を申し上げたいと思います。本当に多くの方々が、素晴らしい花火であるということで、大変喜んでおられると同時に、感動また感謝されているというお気持ちを代弁させていただきたいという思いがあります。

 私は昨日不在にしており、この日曜日がどういう状況であったか聞いていません。駐車場への誘導や交通整備などの交通安全対策については、柳井市としても、お願いをしているところです。今回のことを受けて、今後どうしていくかというのは、警察や県も含め関係するいろんな機関で対応が必要になってくると思います。ただ、何度も繰り返しますが、多くの方が感謝されておられるという思いは、しっかりとお伝えできればと思います。

 

(山口新聞記者)

 せっかくそこに金魚ちょうちんがあるので、先般13日に行われました第34回金魚ちょうちん祭りで、今年は合併20周年の記念ということでドローンショーが催されました。この祭りをまず総括していただきたいと思います。どうだったでしょうか。

 

(市長)

 まずは非常に天候に恵まれたというのは、ありがたかったかなということと、今回も、市内に限らず、市外、さらには県外から、広島からの電車もかなり混んでいたというようなお話も具体的にお聞きしました。多くの方々が柳井駅で下車されて、ご来場いただいたということで、ご来場に対して感謝申し上げたいと同時に、熱中症とまではいきませんでしたが、いくつか救護所が関わる事案もあったようですが、大きな事故もなく終えることができたということで大変安心しています。

 今回は初めての試みとして、旧大畠町、旧柳井市の合併から20周年ということで、祭りのフィナーレがドローンショーでした。これは、花火の代わりではなく、純粋にフィナーレを盛り上げたいということで、柳井商工会議所を中心に取り組んでいただいたものです。私自身も生まれて初めてドローンショーを拝見させていただきましたし、多くの市民の方々もそうであったというふうにお聞きしております。想像以上に柳井金魚ちょうちんの形であり、様々な工夫が凝らされていて感動的なものであった、と概ね好評をいただいております。

 総括ということで言うと、これからも大切なお祭りとして、私たちが守り育てていかなければいけないという中で、1つ歴史的な大きな出来事として、柳井金魚ちょうちんの発祥というかルーツである弘前市の櫻田市長にご来場いただいたことは、非常に大きな意味があると思います。柳井金魚ちょうちんを通じた関係を深め、これからあらゆる分野で交流を広めていく中で、来年に向けさらに魅力あるものとして進めるための今回の招へいでした。そういう意味で、多くの方々にご来場いただくだけではなく、弘前との新たな関係を築く上で、1つのポイントになるお祭りであった、という感想を持っております。ですから、もうすでに来年に向けて様々動き出しています。

 

(山口新聞記者)

 ありがとうございます。ちょっと詳しく存じないのですが、弘前市と、例えば姉妹都市とかそういったことも見据えながら、今後活動をしていくということでしょうか。

 

(市長)

 具体的に姉妹都市ということは、現時点全く考えておりません。柳井金魚ちょうちんのルーツが弘前の金魚ねぷたにあるということで、民間レベルの交流から、私自身今回2回目でしたが弘前ねぷたまつりを訪れて、大会の出陣式でご挨拶し、弘前の皆さんに柳井市との関係を知っていただく機会をいただきました。柳井金魚ちょうちんを核にした繋がりを大切にしながら、これを将来にわたって、先人がやってこられたようにその役割を果たしていきたいということでございます。

 

(山口新聞記者)

 私もドローンショーを拝見して、金魚鉢や立体的な金魚ができたりとか、ドローン300機でこれぐらいできるんだなと思いながら、とあるビルの上から写真を撮ったりしておりました。金魚鉢に入る金魚とか、効果音も聞こえてきたようでなかなかホウホウと思いながら、楽しませていただきました。一方で、ビルの上からは割と見やすかったような気もしますが、いろいろ話を聞くと、下の方のいわゆるグランドレベルにいる方からすると、どこでやっているのかわからなかった、という声も聞こえてきました。私はビルの上におりましたので、下でどのようなアナウンスがされたのかはっきり聞こえませんでしたので、そこはちょっとわかりませんが、そういったより丁寧な、こっちの方向でみたいな、もしもされていなかったとすれば、そういったアナウンスも、来年以降また検討された方がいいのではないかと思います。

 これが1点と、私の注文というか要望というかお願いの話ですけれども、今年は二部の夜の爆走まで楽しませていただきました。紙面にも掲載させていただきましたが、爆走が終わると柳井小学校に山車が並ぶのですが、その並び方が柳井駅の方向に尻尾を向けますので、柳井駅の方向に頭を向けてとめていただくと、より写真がいいなあという感じがしましたので、可能であればそういったことをしてもらうと、より良い写真が撮れていいなと写真撮影をする上で感じましたので、ご検討というか内部協議で揉んでもらえれば、嬉しいなという。あくまで、お願いベースで私の希望を言ってる話ですので、こうしてくれと言ってる話ではありませんが、より見栄えがいい写真になっていいなという取材者としての視点から申し上げておきたいと思います。回答は要りません。

 

(市長)

 回答が要らないということですが、補足させていただければありがたいということで、何点かございます。

 まず、柳井金魚ちょうちん祭りの内容自体は、協議会で議論して考えていくので、現時点で決まっているわけではありません。このドローンショーについては、20周年記念のドローンショーですので、これを継続的にやっていくために、今回始めたということではないとご理解いただければと思います。ご承知のとおり多額の経費もかかり、そのことについてのいろんなご意見もありますけれども、やはり柳井商工会議所さんが中心になられ、ご寄附もかなり集められ実現できました。来年以降、現時点で計画されてるものはありませんが、場所の周知が徹底されていなかったため、建物の陰で見えなかったとか、立体の時はいいのですが、横から見るようになった方にはただ一本線があるだけにしか見えなかったとか、いろんなお声をいただいているというのは事実です。何をするにしても、どこでどうするというのを事前にいかに周知していくかといったところは、今後のお祭りの課題として、協議会で議論させていただければと思います。金魚ねぶたの設置の向きについても、協議会でそういうご意見をいただいたということで議論し、来年以降、決定していきたいと考えております。いろんな具体的なご助言をいただいたと思います。ありがとうございました。

 

(山口放送記者)

 もう1点、中間貯蔵施設についてお伺いします。先ほど、先週、近々結果が発表されると西町長からお聞きになったというお話がありました。それを実際に聞かれて、何か対応されたのでしょうか。また、周辺の3町には井原市長の方からその内容を伝えられたのでしょうか。

 

(市長)

 その情報をお聞きして、何か対応というものは、特段ご紹介させていただくようなものはありません。今回は大きな局面であるというようなことも含めて、3町の町長さん方には、西町長さんから直接、それぞれにご連絡をされたというふうに認識をしております。

 

(山口放送記者)

 対応がないというのは、分かりましたとお聞きしただけということでよろしいでしょうか。

 

(市長)

 全くそのとおりでございます。

 

(周南新報社記者)

 交流人口のことでお尋ねします。年々、柳井市で行われる大学の部活の合宿の数が増えているような気がするのですが、柳井市としてはそういった大学生の合宿があるということは、把握されているのか。大事な交流人口ですので、そういう合宿をされている学生さんたちに、ただ、来た、さようならというのではなく、例えば、柳井市のパンフレットを配布したり、野球はかなり関係者が多いので、春の日体大や城西大にはかなり手厚い歓迎会をしていますけれども、他の剣道、柔道やレスリングの合宿で来られている方々にも、そういった何か、ホスピタリティをされて、1回でも多く、夏だけでなく、春、秋、冬にも合宿で来てもらえるような努力をされているのかお伺いします。

 

(市長)

 まず、市内で実施されている、主には、大学の部活動に係る合宿については、1泊当たり1千円、協定を結んでいる日本体育大学については1,500円ということで、宿泊に対して補助金を出しています。したがって、この関係者については、すべて市で把握しています。日本体育大学と城西大学、さらにはFUJIBO柳井化学武道館を使われる剣道や合気道の方々には、宿泊への補助ということで応援させていただいております。大会についても同様で、先般のアデリーカップ女子バドミントンの全国大会への宿泊補助ということで、1泊1千円で、かなりの人数、金額になりますが、そういう援助をしながら、宿泊していただいております。あるお店ではその滞在中に1カ月の売り上げを上げるとか、最終日にはホテルの近くのお店に長蛇の列があって、皆さんが大量にお土産を購入されるとか、周辺の飲食店関係では経済効果を生んでいます。スポーツ合宿やスポーツ大会の誘致というのは、熱心に取り組んでいただいている宿泊施設があるということが1つ大きな力になっていますが、市としてもできる限りの支援をしているところです。

 野球合宿で言えば、合宿中に小学生や少年野球チームや中学生に指導していただくことも恒例になっています。こういう地域との交流も進んでいますので、補助だけに限らず、今年度から、ビジコム柳井スタジアムやアデリーホシパーク等々含めいろんなスポーツ施設の修繕、老朽化対策、長寿命化を図っていく中で、スポーツ合宿ということも念頭に置きながら、整備していくということをご紹介させていただきます。私自身もトップセールスということではありませんが、茨城まで日本体育大学と城西大学の試合を応援に行き、学校関係者の方と関係を築くといったようなことを地道にやってきての今がある。これは宿泊業者の方も同様だと思います。

 

(政策課長補佐)

 他にございませんか。ないようでしたら、以上で定例記者会見を終了したいと思います。ありがとうございました。

 

20250826記者会見 [PDFファイル/418KB]

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