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「グラフィックデザイナー 新村則人の世界」展(令和7年8月26日(火曜日)~9月28日(日曜日)@みどりが丘図書館)に合わせて市民活動講座を開催します。新村則人さん(周防大島町出身)とファシリテーターの桑名宏樹さんらによる「地域の課題解決にソーシャルデザインの考え方を取り入れる」をテーマとしたトークセッションを行います。
多様なライフスタイル、幅広い年代の市民が暮らしやすいまちの姿はどのように形作られるのかについて、ソーシャル(地域)デザインの視点で考える市民活動講座です。
令和7年09月13日(土曜日) 10時30分~正午
みどりが丘図書館 スタジオ2
新村則人(グラフィックデザイナー/周防大島町浮島出身)
武井史織(絵本作家/柳井市在住)
桑名宏樹(ファシリテーター/あわいDesign代表/岩国市在住) ほか
センター利用登録団体の人、地域づくりに関心がある人
40人程度
無料
7月23日(水曜日)~8月23日(土曜日)、やない市民活動センターで受け付けます。電話 0820253535
グーグルフォームでのお申し込みはこちらをご覧ください。
山口県周防大島町浮島出身。漁師の家庭で、8人兄弟の8番目として育つ。大阪デザイナー学院卒業。松永真デザイン事務所、ジャパングラフィク、広告代理店I&S/BBDO勤務を経て、1995年(株)新村デザイン事務所(現 株式会社garden<外部リンク>)設立。主な仕事に、資生堂の「花椿」「INOII ID」「エリクシール」「ZEN」や、良品計画の「無印良品キャンプ場」「BGM」、東京オリンピック、サッポロビール、エスエス製薬、角川書店、東京交響楽団、新村水産など、多くの企業宣伝広告デザインを手がける。主な受賞に毎日広告デザイン「最高賞」、環境広告デザイン「グランプリ」、東京TDC「銅賞」、ニューヨークADC「銀賞・銅賞」など多数。日本グラフィックデザイナー協会、東京ADC会員
群馬県出身。2021年、子どもの誕生をきっかけに山口県柳井市へ移住。北米のメーカー勤務を経て、ニューヨークや東京でフリーランスとして活動後、アドビのグローバルチームでコミュニティマネージャー/ソーシャルデザイナーとして、地域課題とデザインを掛け合わせたプロジェクトを展開。「地元に必要なお祭りを考える」や「働き方のリデザイン」など、行政、企業、教育機関などと連携し、分野や世代を越えて人と地域をつなぐ場づくりに携わる。
現在は、柳井市と東京の二拠点で「OTEMBA STUDIO」を主宰し、作品や活動を通じて、社会にポジティブな変化をもたらすことを目指している。2025年には白泉社より絵本『さかなのきょうだいドレミファソ』(絵:堤大介/文:武井史織)を出版。作家活動と並行して、子ども向けのクリエイティブワークショップを企画運営。直近では、小学生を対象に、地域の魅力をラップで表現する『音楽制作ワークショップ』(周防大島で2回実施)を展開。子どもたちの言葉と声でオリジナル楽曲をつくり、作品を軸に地域を活性化する方法も共に考える、継続中のプロジェクトとして取り組んでいる。内閣府「地域活性化伝道師(分野:地域コミュニティ・集落再生 / まちづくり)」認定。
岩国市在住。花王株式会社において14年間にわたり、化粧品の販売・マーケティングを経験後、全社人材開発に携わる。その後、フリーランスの人材・組織開発コンサルタントの活動を経て、2013年に化粧品通販会社の総合プロデューサーに就く。2014年に農山漁村プロデュース新規事業のために山口県岩国市南河内地区へ移住し、2015年11月に食のプロジェクトとして天然酵母古民家ベーカリー「パンと農園 種と土」をオープン。現在はフリーランスで、「人と組織の成長と創発」を事業ミッションとして、プロセスコンサルタント・ビジネスコーチとして活動している。2021年から、柳井市の平郡島や伊陸地区などで、夢プランによる地域課題解決のためのアドバイザーも務めている。