ライゴンネット(柳中応援団)の皆さまのご協力をいただき、今年度から校内で栽培を始めたフジバカマに、旅するチョウとして知られるアサギマダラが飛来しました!
アサギマダラは、春から秋にかけて日本列島を縦断し、南は沖縄、北は北海道、さらには台湾まで2,000km以上も旅をするチョウです。そんな遠くからの旅の途中、柳井中学校で栽培し始めたばかりのフジバカマが「立ち寄り地」として選ばれたことは、私たちにとって大きな驚きです。
アサギマダラは、フジバカマの花の蜜を特に好みます。
フジバカマにはアサギマダラが好む成分が含まれており、秋になると花の香りに誘われて渡りの途中で立ち寄ることがあるのです。つまり、アサギマダラが来てくれたということは、私たちが育てた環境が、チョウにとって“安心して羽を休められる場所”になったという証でもあります。
地域と学校が力を合わせて育てたフジバカマが、旅するチョウを引き寄せたこと。
この小さな出来事は、人と自然とがつながる大きな一歩です。
これからも柳井中学校では、自然を大切にし、地域とともにある学校づくりを進めていきます。