本文
柳井市職員募集 市長からのメッセージ
令和4年度柳井市役所職員採用試験を受験される皆さんへ
新型コロナウイルス感染症の流行による生活への影響が続くなか、試験に向けて日々努力されていることに心から敬意を表します。
柳井市は古くから商業のまちとして栄え、現在では柳井広域圏(人口約7万4千人)の中心として、医療・福祉、商業、行政などの都市機能が集積しており、生活利便性が高いとされています。また、瀬戸内海や山、林といった自然がとても豊かで、自然と生活が密接しています。
わたしは、このまちが持続的に発展していくためには、多様な働く場があり、かつ暮らしに安心と魅力を感じられるまちであることが大切だと考えて、これまで様々な施策を積み重ねてきました。
柳井市では、近年相次ぐ企業進出を、人口定住や地域経済の活性化に確実に結び付けていくと同時に、子育て世代から選ばれるための子育て・教育環境の充実や、高齢者の日常生活と社会参加のための移動手段の確保、ゼロカーボンに向けた取組などに注力していきます。
また、県立高校の跡地には、再来年春に「複合図書館」の開館をめざしています。赤ちゃんからご年配の方々まで、市内外から、多くの人たちが集い、つながり、学びあう公共空間の創出など果敢に取り組んでいきます。
コロナを経験して、改めて、対面でのコミュニケーションの意義が問い直されています。持続的な地域づくりをめざして住民が自ら計画を策定し実践していく「地域の夢プラン」、学校を拠点に学校区ごとの地域づくり、人の輪づくりを推進する「スクール・コミュニティ構想」、市民同士、市民と市長がまちづくり、地域づくりについて幅広い話題について意見を交わしあう「市民と市長と気楽にトーク(意見交換会)」などを通して、市民と市民、市民と行政が直接に社会的関係を築いていくことが求められており、また、その関係の“近接さ”が柳井市役所での“働きがい”でもあると、私は考えています。
市民のなかへ入り、市民とともに、市民のために、私たちと一緒に働いてくれる仲間の挑戦を待っています。その出会いを楽しみにしています。
令和4年5月吉日