8月6日(水)、本校において「しらかべ熟議」を開催しました。会場には、中学生をはじめ、保護者の方、地域の皆様、小中学校の先生方、学校運営協議会委員、そして柳井中学校を卒業した高校生など、総勢90名を超える方々が集まりました。
今年の熟議テーマは「インターネット・SNSとの正しい向き合い方」。生活の中にすっかり溶け込み、スマートフォンやインターネットを使うことが当たり前となった現代。便利さの一方で、学校や地域でもトラブルが発生し、社会問題にもなっています。そこで、同じ地域に暮らす者同士が知恵を出し合い、よりよい使い方について考えを深めました。
参加者は8つのグループに分かれて熟議を行い、それぞれの立場から多様な意見やアイデアが出されました。利便性を活かしながら安全に使う工夫や、家庭・学校・地域でできる具体的な取組など、議論は活発に交わされました。
熟議後の全体会では、各グループの中学生が代表として議論の内容を発表しました。数多くの意見を的確にまとめ、生徒自身の言葉で堂々と発表する姿に、参加者から大きな拍手が送られました。発表を聞いた地域の方やかつて担任した先生方は、中学生の成長ぶりに感動されていました。
この日の中学生の姿は、柳井中学校区がめざす子ども像「ふるさとを思い 未来を拓く しらかべっ子」をまさに体現していました。近い将来、この地域を担う若者たちの頼もしい姿を感じることができた、充実した熟議となりました。