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犬・猫の飼い方
犬・猫の飼い方
動物を飼うことは、動物の命を預かることです。飼い主は、動物が健康で快適に暮らせるようにするとともに、社会や近隣に迷惑を及ぼさないようにする責任があります。
人と動物が共に生きていける社会の実現には、飼い主のモラルとマナーが必要です。
犬の飼い主の方へ
- 散歩中にふんをしたら、飼い主が責任を持って袋などに入れて持ち帰って処理しましょう。
- 放し飼いは禁止されています。散歩中も必ずリードでつなぎましょう。
- 生涯1回の犬の登録と毎年1回狂犬病予防注射を受けさせることが義務付けられています。
猫の飼い主の方へ
- 猫は屋内で飼いましょう。猫を屋内で飼うことは、ストレスの原因になると思われがちですが、猫は特に広い空間を必要としません。屋外では、病気の感染や交通事故などの危険があるほか、周辺住民へ迷惑行為をしてトラブルの原因にもなります。
- 繁殖を望まない場合は、不妊去勢手術による繁殖制限に努めましょう。
- 野良猫には餌を与えないでください。餌を与えると、他所からも野良猫が集まり、出産して一度に3~8匹も産まれ、次第に野良猫が増えることになります。野良猫が増えることで、交通事故や感染症、他の野生動物の被害に遭うことが多くなるなど、かえって不幸な猫を増やすことにもつながります。また、糞尿による悪臭問題や、自動車への爪傷など、周囲の人に様々な被害を与えます。飼う自覚のない無責任な餌付けはやめましょう。
動物の飼い主の方へ
守ってほしい5か条
1.動物の習性などを正しく理解し、最後まで責任をもって飼いましょう
飼い始める前から正しい飼い方などの知識を持ち、飼い始めたら、動物の種類に応じた適切な飼い方をして健康・安全に気を配り、最後まで責任をもって飼いましょう。
2.人に危害を加えたり、近隣に迷惑をかけることのないようにしましょう
糞尿や毛、羽毛などで近隣の生活環境を悪化させたり、公共の場所を汚さないようにしましょう。また、動物の種類に応じてしつけや訓練をして、人に危害を加えたり、鳴き声などで近隣に迷惑をかけることのないようにしましょう。
3.むやみに繁殖させないようにしましょう
動物にかけられる手間、時間、空間には限りがあります。きちんと管理できる数を超えないようにしましょう。また、生まれる命に責任が持てないのであれば、不妊去勢手術などの繁殖制限措置を行いましょう。
4.動物による感染症の知識を持ちましょう
動物と人の双方に感染する病気(人と動物の共通感染症)について、正しい知識を持ち、自分や他の人への感染を防ぎましょう。
5.盗難や防止を防ぐため、所有者を明らかにしましょう
飼っている動物が自分のものであることを示す、マイクロチップ、名札、脚環などの標識をつけましょう。
飼い主の方やこれからペットを飼う方へ<外部リンク>