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柳井市職員募集 市長からのメッセージ

更新日:2021年5月7日更新 印刷ページ表示

 令和3年度柳井市役所職員採用試験を受験される皆さんへ

  新型コロナウイルス感染症による深刻な影響が続く中、不安な気持ちを抱きながらも、試験本番に向けて日々努力されていることに心から敬意を表します。

 さて、コロナ禍とも相まって、人と人との直接の交流の機会が限られる時代となった今、私自身も心当たりがありますが、人とのコミュニケーションもスマートフォン等に依存する傾向が強まっています。現代の過度なスマホ依存の悪影響について書かれた話題の本『スマホ脳』では、元気になれるコツとして「睡眠を優先し、身体をよく動かし、社会的な関係を作り、適度なストレスに自分をさらし、スマホの使用を制限すること」とありました。

 

 柳井市では、「市民参加」、すなわち地域において、人と人とが直接に社会的な関係を築いていくことを重視してきました。伊陸小学校 公民館 出張所の開設

地域の夢プランスクール・コミュニティ構想市民と市長と気楽にトーク(意見交換会)などの取り組みがその筆頭に挙げられます。市民が地域で物心ともに豊かな暮らしを自ら実現していく取り組みに対し、市として応援していく過程において、多くの市民の方々と苦楽を共にする、様々な課題を一緒になって解決し、困難を乗り越えていくことで、市民の皆様のみならず市職員も一緒に、真の意味で楽しさ、生きがいを感じられるまちをつくっていきたいと、私は考えています。

 

 急速な少子化・高齢化、止まらぬ人口減少と人手不足、頻発する自然災害、加えてこの度のコロナ禍と実に多くの課題をかかえながら、本市は、創意工夫を重ねつつ、中長期的な視点からのまちづくりに取り組んでいます。

 市民の悲願であった南浜への大手企業2社(株式会社トクヤマ日鉄ドラム株式会社)の企業誘致を、人口定住や地域経済の活性化等に確実に結びつけていくと同時に、さらなる企業誘致やサテライトオフィスの誘致、テレワークの促進などにより、多様な移住者の増大を目指しています。さらに、行政のデジタル化(DX)を進めつつ、高齢者等の移動手段の確保、防災・減災対策の取組の加速・拡充、米百俵の精神の実践による子育て・教育環境の充実など、コロナ後も見据えた施策に積極的に挑戦しています。

 私は、持続可能なまちづくりを推進していくには、人にも企業にも選ばれるまち、具体的には多くの働く場があり、かつ他の自治体を凌ぐほどの魅力的なまちであることが重要であると考えています。そのために、思い切った選択的かつ戦略的な投資を図ってまいります。

 魅力的なまちを造る仕事に、自らも参加・実践したいと願う皆さんと一緒に仕事ができることを心から楽しみにしています。

 

  令和3年5月吉日

柳井市長 井原健太郎