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災害時の避難について

更新日:2023年5月8日更新 印刷ページ表示

はじめに

 このページは、災害時の避難及び避難場所での過ごし方を事前に考えることができるように作成しております。
 


※文中に出てくる指定緊急避難場所と避難場所の区別については以下のとおりです。
〇指定緊急避難場所:切迫した災害の危険から緊急的に逃れるための施設または場所のこと。災害種別に応じて行政が指定している。
〇避難場所:知人宅等や指定緊急避難場所を含めた安全な場所のこと。

1 避難場所について考える

本市においては、体調がすぐれない方等であっても指定緊急避難場所への避難を妨げることはありません。
 避難情報<外部リンク>を伝達する際に、これまでにも、災害の危険性のない友人・知人宅への避難、いわゆる自主避難について呼びかけを行っておりますが、避難場所の過密を避けることにもつながることから、以下を参考に今一度家族で避難場所について考えてみましょう。

(1) 危険な箇所の確認

まずは、自宅が危険な区域内にあるかどうかを調べてみましょう。
さらに、会社、通勤途中、同居している家族等がよく行く場所についても調べておきましょう。

ハザードマップ等・危険度分布図

(2) 避難場所の検討

自宅等が危険な区域内にある場合など、安全な場所への移動が必要な場合は、以下の避難先が考えられます。

 ・ 安全な場所にある知人宅など一時的に安全な場所
 ・ 地域で管理している集会所やあらかじめ地域と施設管理者で協定等を締結している施設等
 ・ 市が災害種別ごとに定める指定緊急避難場所

  指定緊急避難場所等の詳細について、確認したい場合はこちらから

2 避難時について考える

いつのタイミングで避難するのか、誰と避難するのか、どこに避難するのか、何を持って避難するのか。それぞれの家族構成(ペット含む)や事情を踏まえながら、避難について考えてみましょう。

(1) 非常持ち出し品の確認

緊急に避難しなければならない場合に備えて、避難時に持ち出す最低限のものはリュックに入れて、すぐに持ち出せる場所に用意しておきましょう。

 ・ 家族構成(乳幼児や高齢者など)に応じて必要なものを用意する。
 ・ 持ち出し品には優先順位をつけて、持って行動できる量にする。
 ・ 避難所等へ避難する際は、水や食料も持って行く。
 ・ 両手が使えるリュックサックで人数分用意し、すぐ取り出せるところに置いておく。

  非常持ち出し品・家庭内備蓄の詳細について、確認したい場合はこちらから

(2) 実際の避難経路の確認

「1 避難場所について考える」で避難場所を検討したら、実際に避難場所まで行ってみましょう。日中は通い慣れた道でも、夜間や大雨時、子どもを連れてなどの条件が加わると、想像していたより多くの時間がかかったり、危険があったりします。実際の避難時を想定しながら確認しましょう。

 ・ ハザードマップを活用して、避難場所まで行ってみる。
 ・ 避難場所までのルートは複数用意する。
 ・ 様々な条件下でどの経路が安全かを確認する。

3 避難場所での過ごし方を考える

避難場所に避難した場合、大雨などの危機が去るまでの間、避難場所で過ごすことになります。そのため、お互いが気持ちよく過ごせるように、どのようなことに配慮すればいいか考えてみましょう。

(1) 思いやりのある行動

指定緊急避難場所では、普段とは違う状況下での不安や混乱から、怒りやすくなったり、体調を崩しやすくなったりします。お互いに思いやりのある行動をとりましょう。

 ・ 乳幼児、お年寄り、体が不自由な方などに対しては特に配慮する。
 ・ 困っている方や体調が悪そうな方がいたら、本人に声を掛けたり、受付に伝えたりする。
 ・ 体調不良者やそのご家族を誹謗・中傷・差別することは絶対にしない。
 ・ 指定緊急避難場所では、人手が足りないことも多いので、動ける人は協力する。

(2) 基本的な感染対策の実施

新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが変更され、日常における基本的な感染対策については、主体的な選択を尊重し、個人の判断に委ねることが基本となりましたが、指定緊急避難場所においては、引き続き、次の対策を行う場合があります。

 ・ 体温の測定
 ・ 手指の消毒
 ・ マスクの着用
 ・ 適切な換気
 ・ パーテーション等の設置


なお、体調不良の場合は我慢せず、すぐに指定緊急避難場所の受付や担当者にご相談下さい。

4 最後に

行政においてもみなさまが安心・安全に指定緊急避難場所に避難し、危機が去るまでの時間を過ごせるように随時準備を進めております。一人ひとりができることについて、みなさまのご協力をお願いします。

ハザードマップ等