緊急時の通報
119番のかけ方
柳井市内から119番をかけると、柳井地区広域消防組合の通信指令室につながります。通報の際は、気が動転して落ち着いて通報できなくなることがあります。一方的に話すと、なかなか正確に伝わらず、また通報時間もかかります。落ち着いて通信指令室員の問いかけに正確に答えていくのが、最も良い方法です。いざという時に正確な119番通報ができるよう、日頃から手順を確認しておきましょう。ゆっくり、落ち着いて通信指令室員の問いかけに答えて下さい。
(火事の場合) 通信指令室員 | 通報者 |
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火事ですか?救急ですか? | 火事です。 |
何が燃えてますか? | △△が燃えています。 |
場所はどこですか? | 柳井市○○□□□□番です。 |
けがをした人や逃げ遅れた人はいますか? | まだ誰かいるようです。 |
あなたのお名前を教えてください。 | 私は○○○○です。 |
(救急の場合) 通信指令室員 | 通報者 |
---|---|
火事ですか。救急ですか? | 救急です。 |
場所はどこですか? | 柳井市○○□□□□番です。 |
どうしましたたか? | △△(誰)が○○○○(どうした)です。 |
その人のお名前、性別、年齢を教えて下さい。 | ○○○○(名前)、(性別)で□□歳です。 |
あなたの名前を教えてください。 | 私は○○○○です。 |
- 通報内容などによって、通信指令室員の問いかけが異なる場合があります。
- 目標のみでは場所の特定が困難ですので、住所を伝えることが大切です。
- 通報している場所に煙や火が拡大するなど危険が迫っている場合は、すぐに避難しましょう。
あなたの応急手当が役立ちます
当管内では、救急車が現場に到着するまでの平均時間は6分30秒です。その間、現場に居る人が適切な応急手当をすることができれば救命効果に役立ちます。 舞い上がって、どうしたらいいのかわからなくなることは仕方のないことです。救急車が来るまで、自分がどう対処したらよいのか、落ち着いてしっかり聞きましょう。
あなたの前で倒れている人を発見した場合、どうしたら?
- 肩をたたいて、声をかけ、意識を確認する。
- 意識のない場合、助けを呼び、救急車とAEDの手配をする。
- 併せて、あごを上げて気道を確保し、呼吸の確認をする。
- 呼吸のない場合、人工呼吸を2回して、呼吸が戻るか確認する。
- ない場合、1分間に100回のテンポでの胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を1サイクルとして、AEDが到着するまで、または救助車が到着するまで繰り返す。
かけがえのない命を救うために
大切な命を救うため、講習会等で正しい応急手当の方法を身につけましょう。 消防本部ではAEDの使用講習を含む救命講習会を開催しています。開催日等については、柳井地区広域消防組合にお問い合わせください。
119番と救急車の適正利用のお願い
柳井消防署の救急出場件数は増加傾向にあり、年間3千件以上出動しています。しかしながら、救急車で病院へ搬送された方の約半数が、緊急を要しない軽症者となっており、本当に救急搬送が必要な方の生命の維持に支障が出ることも予想されます。緊急性がない場合は、タクシー等救急車以外の搬送手段をご利用ください。
内閣府大臣官房政府広報室 「本当に救急車が必要ですか?救急車・適正利用についてのお願い」<外部リンク>(外部リンク)
海上保安庁「海のもしもは118番」<外部リンク>(外部リンク)
海上における事件・事故の緊急通報用電話番号は118番です。