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シェイクアウトとは、安全確保行動のことで「姿勢を低く」「頭を守って」「動かない」という3つの動きを身につけ、地震の揺れから自分の身を守るための行動のことです。
※シェイクアウト(ShakeOut)という言葉は、「(地震の)揺れに備えろ!」という意味で、地震が起きた時のかけ声をイメージしてアメリカの地震研究チームが考えた造語です。
地震の揺れそのものでけがをすることは、めったにありません。
地震による死傷者の多くは、家屋の倒壊、ガラスの破片や落下物が原因です。
安全な場所に避難しようと長距離を移動することでケガをする例が最も多く、まずは避難の際、移動距離を最小限にとどめ、自分の身を守ることが重要です。
地震が発生した時に、あなたはどこにいるかわかりません。家、職場、学校または旅行中かもしれません。
地震から自分の身を守るため、今いる場所で3つの動き(姿勢を低く、頭を守って、動かない)ができるかやってみましょう。
また、「緊急地震速報訓練行動チェックシート」を活用して、適切な行動をとることができたか確認してみましょう。
緊急地震速報訓練行動チェックシート [PDFファイル/39KB]
家庭では
・頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難してください。
・あわてて外に飛び出さないでください。
・無理に火を消そうとしないでください。
人がおおぜいいる施設では
・施設の係員の指示に従ってください。
・落ち着いて行動し、あわてて出口には走り出さないでください。
自動車運転中は
・あわててスピードを落とさないでください。
・ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意を促してください。
・急ブレーキはかけず、緩やかに速度をおとしてください。
・大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止してください。
鉄道やバスなどに乗車中は
・つり革や手すりにしっかりつかまってください。
エレベーターでは
・最寄りの階で停止させて、すぐに降りてください。
街中では
・ブロック塀の倒壊等に注意してください。
・看板や割れたガラスの落下に注意してください。
・丈夫なビルのそばであれば、ビルの中に避難してください。
山やがけ付近では
・落石やがけ崩れに注意してください。
自分が助かれば、家族を助けることができます。
家族が助かれば、周りの人を助けることができます。
自分の身を守るため、まずはシェイクアウト訓練から始めてみましょう!