本文
災害は突然やってきます。地震や風災害など万が一の災害に備えて、私たち一人ひとりの災害に対する心構えが大切です。災害に備えて「わが家の防災対策」をチェックしておきましょう。
また、「柳井たすかる!カード」を活用して、災害時における対応や行動について書き留めておきましょう。
たすかる(TASKARU)カードとは、家族、地域の人たちと災害時における対応や行動について、TALK(話しをして)、ASK(どう対応すべきか問いかけ)、ANSWER(その対応を見つけ出し)、RULE(みんなが助かるためのルール、取決め)をあらかじめ決めておくためのカードです。
窓ガラス | ガラスのひび割れ、ガタツキ、雨戸の状態を確認し、補修する。飛散防止フィルムを貼る。 | |
ブロック塀・門柱 | 傾き、ひび割れなど破損箇所がないか確認し、補修する。 | |
屋根 | 瓦などのひび、ずれ、はがれがないか、アンテナなど屋根の上の設置物の状態を確認し、補修または補強をする。 | |
ベランダ | 植木、鉢などが落下しないように整理整頓をする。 | |
プロパンガスなど | ボンベなど倒れそうなものは鎖などでしっかり固定する。 | |
植木 | 強風などで倒れた場合、危険とならないか確認し、安全のための移植や枝切りをする。 |
家の中に逃げ場としての安全な空間をつくる。 | 家具の位置を工夫して、少しでも安全なスペースを確保する。 | |
寝室、子供や高齢者がいる部屋には、なるべく家具を置かない。 | 就寝中などの災害時に逃げ遅れないようにスペースを確保する。家具などは、壁や柱に金具や固定器具を使って転倒防止を行う。 | |
出入口や通路に物を置かない。 | 玄関や出入口までの通路には倒れやすい物を置かない。 | |
カーテンは「防炎加工」のものする。 |
各自に1つのリュックを用意し、持ち出しやすい場所に保管しましょう。リュックの重さの目安は、男性15kg、女性10kg程度までです。
非常持ち出し品(避難の際に持ち出すもの)の例 [PDFファイル/102KB]
家庭内備蓄(在宅生活を送るためのもの)の例 [PDFファイル/108KB]
地震等の発生後、火災や家屋倒壊などに備えて、消火器やバケツ、スコップ、のこぎりなどの工具類も用意しておきましょう。(ドアをねじ開けるためのバールなども用意)
まず身の安全を守る | とにかく大切なのは生命。机やテーブルの下などに身を隠したり、家具の少ない部屋に逃げて身の安全を確保する。 | |
火の始末 | あわてず、さわがず、冷静に。火を消し、火災防止を。無理をせず、まず身の安全を確保し、揺れが収まってから火の始末をする。 | |
非常脱出口の確保 | 建物がゆがみドアが開かなくなる場合があります。素早くドアや窓を開けて出口を確保しましょう。 | |
火が出たらまず消火 | 「火事だ!」と叫び、みんなに協力を求め、初期消火に努めましょう。 | |
外へ逃げるときは周囲に注意 | 外に逃げるときは、瓦やガラスなどの落下物に注意する。避難時には、ブロック塀やがけ崩れなどに注意する。 | |
みんなで協力して救護 | みんなで協力して、けが人、病人や高齢者、障がい者などの救護をする。 | |
正しい情報の入手 | テレビやラジオなどで正しい情報を入手し、冷静に行動する。 |
避難する前に、火の元を確認し、ガスの元栓を締め、電気のブレーカーを落とす。 | |
携帯荷物は最小限にする。 | |
身元が分かる物を身につける。 | |
ヘルメットや防災ずきんをかぶる。 | |
靴を履いて、原則徒歩で避難する。持ち物は最小限に。道路は緊急車輌が優先。 | |
移動するときは、狭い道・塀ぎわ・川べりを避ける。 | |
近くの避難所に避難。避難場所や連絡方法などはあらかじめ家族で決めておく。 | |
災害時は助け合って、早めに避難しましょう。 |
※参考となるページ:消防庁HP「地震に自信を」<外部リンク>(外部リンク)
市や消防署などの広報をよく聞いておく。 | |
停電に備えて懐中電灯やラジオなどの用意しておく。 | |
非常持出品を準備しておく。 | |
外出から早く帰宅し、勤務先の家族等と連絡をとり、非常時に備える。 | |
飲料水や食糧を数日間分確保しておく。 | |
いつでも避難できる準備体制を整えておく。 |
窓や雨戸はしっかり施錠し、必要なら外からさんを打ちつける。割れる危険性のあるガラス窓には、テープを貼り、カーテンを閉めておく。 | |
塀や庭木には支柱を立て、物干し竿や容器類等は固定するか室内に入れる。 | |
下水や側溝は、滞らないようによく掃除しておく。 | |
テレビアンテナは、針金でしっかり固定しておく。 |
台風の襲来時や大雨のとき、また地震の際には、土砂崩れ、がけ崩れ、地すべりなどの土砂災害の危険が高まります。次のような現象は土砂災害が起きる可能性がありますので、市や消防署に通報するとともに、周りの人と安全な場所に避難しましょう。
山鳴りがする | |
雨が降るのに川の水位が下がる | |
川や崖の水が濁る | |
川に流木が混ざる | |
崖や斜面から小石がパラパラ落ちてくる | |
地面にひび割れが起きたり、崖に亀裂が入る | |
沢や井戸の水が濁ったり、斜面から水が吹き出す |
災害列島 命を守る情報サイト<外部リンク>
水害から命を守る<外部リンク>